
グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する
第23回グラフィック「1_WALL」展
会期:2021.4.6 火 - 5.15 土
時間:11:00a.m.-7:00p.m.
日曜・祝日休館 入場無料
ガーディアン・ガーデンでは、個展開催の権利をかけた公募展、第23回グラフィック「1_WALL」展を開催します。ポートフォリオ審査による一次審査と、一対一で審査員と対話をする二次審査を通過したファイナリスト5名が、一人一壁面を使って作品を発表するグループ展です。会期中の4月22日(木)には、一般見学者にも公開される最終審査会を開催します。ファイナリストによるプレゼンテーションの後、審査員による議論を経て、グランプリが決定します。グランプリ受賞者には、1年後の個展開催の権利と、個展制作費30万円が贈られます。
布に刺繍やプリントをすることで花器や器を描き新たな“陶芸”を行う石川晶子。芹は木材やビニールテープを用いたインスタレーションと平面のグラフィック作品で空間を構成する。他者との距離感を考える中で生まれたファッションとして身につけられる造形作品をつくる平手。キャラクターの概念を追求しベニヤ板に鉛筆やアクリル絵の具で描く堀田ゆうか。自らに起きた出来事から着想を得て水彩絵の具や鉛筆でドローイングを描く八木恵梨。以上5名によるグループ展です。
https://www.youtube.com/watch?v=KzvZY8A0-oU


















石川晶子 Shoko Ishikawa 芹 Seri


堀田ゆうか Yuka Hotta 八木恵梨 Eri Yagi

1995年生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業。
「ネオ陶芸」
粘土を成形するように、ゆっくりと布に刺繍を施す。釉薬を掛けた器を窯入れするように、作品の最終工程をプレス機に委ねる。この作品を通じて私は新たな陶芸体験を行う。

1996年生まれ。東京藝術大学大学院デザイン専攻在籍。
「惑星七草」
新天地。これは、世界に浮遊する普遍的な形体要素を用いた、混沌を信条とするcollageであり、並行に存在する他惑星の気配を漂わせている。

1997年生まれ。
「あなたは風穴」
あなたに会いたくて、話をしたいです。あなたが誰でもどんな形でも体があり、私にもあり、その話なら決まりきった挨拶をするときのようにできるかもしれないと思った。

1999年生まれ。東京藝術大学油画専攻在籍。
「C」
描画の身体性を介して、キャラクタライズされた表象の痕跡を支持体へ留めていく。意味を解体されたその表面は何を残し、そこに浮遊するのか。

八木恵梨 Eri Yagi
1994年生まれ。東京藝術大学大学院油画技法・材料専攻在籍。
「LIFE, SAVE, AH~」
個人的な妄想が意思になり世界を動かしている。しかしこのことは忘れられている。私は自分が妄想している様子を他者と共有することで、それをささやかに唱えたい。

石川晶子 / Shoko Ishikawa
1995年生まれ。多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業。同大学統合デザイン学科研究室助手。

芹 / Seri
1996年生まれ。東京藝術大学大学院デザイン専攻卒業。

栗田平手 / Hirate KURITA
1997年7月25日神奈川県生まれ
2016年 多摩美術大学油画専攻入学、和太鼓サークル鑓水太鼓入部
2018年 同大学中退、肉屋で働き始める、一人暮らしを始める
2019年 寿司屋でも働き始める
2020年 鑓水太鼓卒業、ここのがっこうプライマリーコース24期へ参加し修了
2021年 1月に肉屋を辞める
以後未定
堀田ゆうか / Yuka HOTTA
1999年愛知県生まれ。 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻在籍。 主な展示 2021 第23回グラフィック「1_WALL」展 / ガーディアン・ガーデン 2020 沈黙 / 目黒区美...

八木恵梨 / Eri Yagi
1994年生まれ。東京藝術大学大学院油画技法・材料専攻在籍。
審査員(50音順、敬称略)

上西祐理 / Yuri Uenishi(アートディレクター、グラフィックデザイナー)
1987年生まれ。東京都出身。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、同年電通入社。2021年独立。今までの仕事に、世界卓球2015 ポスター / テレビ東京、Laforet GRAN BAZAR 2019 SUMMER / Laforet など。趣味は旅と雪山登山。旅は42カ国達成。

田中良治 / Ryoji Tanaka(ウェブ・デザイナー)
1975年三重県生まれ。2003年にセミトランスペアレント・デザイン設立。主な活動に『tFont/fTime』(YCAM)、『光るグラフィック展1, 2』(クリエイションギャラリーG8)の企画、『退屈展』(ggg)がある。

長崎訓子 / Kuniko Nagasaki(イラストレーター)
1970年東京生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業後イラストレーターとして書籍の装画や挿絵、映画に関するエッセイ、漫画の執筆など多方面で活動中。装画に『武士道シックスティーン』『億男』など。女子美術大学ヴィジュアルデザイン専攻准教授。

服部一成 / Kazunari Hattori(グラフィックデザイナー)
1964年東京生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。ライトパブリシティを経てフリーランス。おもな仕事に、雑誌『流行通信』『here and there』『真夜中』、エルメス「夢のかたち」「petit hのオブジェたち」のアートディレクション、弘前れんが倉庫美術館のVI計画など。

室賀清徳 / Kiyonori Muroga(編集者)
1975年新潟生まれ。グラフィック社編集部。グラフィックデザイン、タイポグラフィ、視覚文化についての編集、執筆、教育活動を行う。「The Graphic Design Review」(JAGDA)編集長。前『アイデア』編集長。画:北村みなみ


<ポスターPDF> <チラシPDF>
主催:ガーディアン・ガーデン
公開最終審査会
2021.4.22 木 6:00p.m.-8:30p.m.〈ライブ配信〉
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