
イラスト:mgr allergen0024
美術家。1993年生まれ。「インスタレーション」を、人間を拘束し上演している現実の装置=法にたいする再現・分析・介入の技術として捉えて美術作品を制作し、その助けとして批評や理論研究やワークショップも行なう。法律、感染症、漫才、カードゲーム、お化け屋敷、ウェブサイト、雀荘など、同時代性と普遍性の両方の射程を基準に、モチーフや形式を縦横に探究する。最新作《killing》(2024)は、日本の刑法とくに決闘罪の規定をもとにした参加型インスタレーションで、統治と近代性、所有と賭博を主題とした。主な展覧会に「渦中のP」(個展/十和田市現代美術館)「Encounters in Parallel」(グループ展/ANB Tokyo)など。直近の寄稿に美術誌「だえん2024」、『ユリイカ』お笑いと批評特集、『現代思想』カフカ特集など。
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